神戸大学英語攻略法<傾向と対策>

皆さんこんにちは。

今回は、神戸大学の英語

対策傾向

ついてお話ししようと思います。

 

 神戸大学の英語の形式は

一体どのようなものでしょうか?

また、どのように対策していけば

良いのでしょうか?

 

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<出題形式>

 

試験時間は80分で、

2021年度募集要項によれば

9:20から10:40までです。

 

全学部共通の問題で、

配点はまず125点満点で採点し、

その後

各学科の配点に合わせて調整されます。

 

2020年度入試では、

大問は3つ出題されました。

 

大問1は45点満点で、

評論系の長文と、

60語程度の自由英作文が出されました。

 

大問2は35点満点で、

これは小説系の長文でした。

大問3は45点満点で、

小説・物語系の長文と、

 

70語程度の自由英作文でした。

次に、大問ごとに

詳細を確認していきましょう。

 

 

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<大問1>

一般的な難関国立大の設問形式で、

和訳、内容・理由説明、

単語・熟語の穴埋め、

記号を選ぶ内容一致問題などが

出題されます。

 

2020年度入試では、

これまでの傾向と変わり、

本文に関するトピックについて

60語程度で自由英作文をする問題も

出されたのが非常に特徴的です。

 

対策としては、やはりまずは

『神戸大の英語15カ年』

取り組みましょう。

 

神戸大を志望する人は、

大阪大学も視野に入れている

という人が多いかもしれません。

 

大阪大学の長文問題は

神戸大のものより

少し難易度が高めです。

 

したがって、

神戸大の長文問題を充分解き終わって

余裕がある場合は

『阪大の英語20カ年』

の長文問題にも

取り組んでみると

大変良い

演習になります!

 

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<大問2>

出題形式は大問1と同じと

考えてもらえれば大丈夫です。

ただ、2020年度入試の大問2では

自由英作文は出題されていません。

 

対策も大問1と同じで、

神大阪大の過去問を

活用していきましょう。

 

<大問3>

小説・物語文の長文読解問題です。

設問自体は

大問1や2とほとんど同じです。

 

2020年度入試では、ここでも

70語程度の自由英作文が出題されました。

この大問も基本的には

『神戸大の英語15カ年』

十分対策できます。

 

しかし、

どうしても

小説・物語系の

長文の

苦手意識が

なくならない

という人は、

センター試験の第5問

使ってさらに

練習してみると良いでしょう。

 

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<(大問4)英作文>

 

2019年度までは

この大問4が出題されていました。

 

また、近年は

自由英作文出されていて、

その前は

和文英訳が出されることもありました。

 

しかし、

2020年度入試では大問4が廃止され、

代わりに大問1と3で

一つずつ英作文が

出される形式になりました。

 

ただ、これまでも大問4では2つの

英作文が出題されていたので、

実質やることはほとんど

変わっていないと言えます。

 

2021年度以降の予想についてですが

おそらく大問4は出題されず

長文の大問の中に英作文が出されると思います。

 

自由英作文の方が応用的で、

和文英訳の力も十分測る事ができるので、

和文英訳よりも自由英作文を出題する傾向が

全国の大学入試の中であるのです。

 

例えば

名古屋大学の場合、

2017年までは大問4で和文英訳が

出題されていました。

 

しかし、

2018年度からは表を読み取って

それについて自由英作文をするという形式に

変化しました。

 

とはいえ、

和文英訳が復活する可能性も

絶対に0とは言い切れません。

 

万一、和文英訳が出題された場合、

和文英訳の問題で点が

上手く取れないだけではありません。

 

動揺してしまって

他の問題やそれ以降の科目の試験にも

悪影響を与える恐れすらあります。

 

さらに、

和文英訳の対策を

していれば、

もう和文英訳は

出ないと思って

油断していた

受験生に

大きく差を

つけることも

できるのです!

 

 

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最後に全体的な話をします。

 

80分の時間内で

長文3つと自由英作文2問を解くので、

確かに時間は結構厳しめです。

 

長文の設問自体は意外と難しくないので、

自由英作文の対策をしっかりして、

そこに時間を使い過ぎなければ

十分時間内に解き終わる事ができます。

 

2021年度入試では、自由英作文が

長文の大問内にくるか、大問4が復活して

独立した大問内に出るかという変化は

あるかもしれません。

 

でも、もし大きな傾向変化があったとしても、

別に驚かず普通に解けば良いのです。

 

ただ、

色んな出題形式を知っていることは

形式が変わった場合でも

非常に心に余裕を持って解けるだけでなく、

高得点を取り、

周りの受験生に

差をつけることにもつながります。

 

神戸大学で出題されていない

問題形式の例としては、

「英文英要約」、「英文和要約」、

「長文中での和文英訳」です。

 

「英文英要約」九州大学

2010年、2009年、2006年に

出題されました。

 

また、こちらは非常に有名ですが、

毎年東大の大問1は「英文和要約」

出題されます。

 

それから、

「長文中での和文英訳」についてですが、

「長文中での和文英訳」と言われて

一体何のことか分かりますか・・・?

 

長文は当然、

たくさんの英文が

何行にも書かれています。

 

その一部分だけ日本語で書かれていて、

そこに下線が引かれ、「下線部を英訳せよ」

という指示のある問題のことです。

 

名古屋大学の2018年の大問2の問6で

この問題が出されました。

また、これは東工大でも

出題されたことのある形式です。

 

神戸大を志望する人は、

学校の進路室や、塾・予備校の自習室で、

今述べた大学の過去問を手に取り、

「英文英要約」「英文和要約」

「長文中での和文英訳」の3つの形式を

確認してみてください!

 

時間がなければ、

最悪見るだけでも十分効果はありますが、

時間に余裕があれば実際に解き、

復習まで完了させましょう!

 

以上が

神戸大学の英語の攻略法 - 対策と傾向」

です。

 

ここで学んだことを

生かし、すぐに

実践していきましょう!